映画「箱入り息子の恋」(2013/6/8鑑賞)
星野源 主演の「箱入り息子の恋」
前々から宣伝していたので、やっと公開です。
源さんファンでなくとも楽しめる映画なのでオススメ。
映画ポスターのほのぼのした感じを予想していましたが、スピード感あり、笑いあり、ちょいちょいアクション(?)ありの◯◯系と区分しにくい映画でした。
あまり多くの映画館でやってないのでお早めに。
(回し者ではないです)
(以下ネタバレ?あるかもです)
内容は市役所勤めの無気力男子35歳、健太郎(星野源)が一人の女性 奈緒子(夏帆)によって変わっていく物語。
星野さん熱演していました。
物語の初めの頃の健太郎は目もうつろ、無表情。
愛すべきキャラクターとはほど遠い。
しかし奈緒子に出会ってから、表情豊か、動きも俊敏。
そのギャップが面白い。
また真面目すぎるゆえに普通にすることが妙に力が入ってしまう所も。
奈緒子役の夏帆さんも障害を抱えた役なのですが自然な演技で、なおかつ静かに健太郎を思う気持ちが伝わってきます。
二人が出会って仲良くなるまでの過程も自然です。
ストローのシーンは秀逸。
健太郎が変わることで、周りの人も影響を受けて健太郎と関わっていきます。
特に同僚の女の子。遠目で見ると松たか子に似た方、穂のかさん。良い味だしてました。
健太郎の飼っているカエル。カエルグッズも集めていている程カエル好き。カエルと健太郎が似ていて(顔も格好も)、似ているから健太郎は好きになったのかなと。雨のシーンも多いのでカエルが引き立ちます。
健太郎も奈緒子も恋をするだけで、こんなに力(行動力)が出るものなんだな、と。
お互い色々な事に力を出していなかった分だけ急に力を入れると暴発?ではないけれど加速がついてしまう。
でも時には加速するのもいいな、と思わせる映画でした。
また、健太郎の母親役の「ざわわ」こと森山良子さん、