舞台「あかいくらやみ」 感想
5/9に舞台「あかいくらやみ」を観に行きました。
主演 小栗旬というだけあり女性客がほとんど。
私は共演している白石加代子さん目当てです。
白石さんは舞台中心に活躍されている女優さんです。
白石さんを知ったのは、ドラマ「すいか」で小林聡美さんのお母さん役。印象的な話し方、表情の豊かな女優さんだなと。
その後ドラマ「セクシーボイス&ロボ」、「Q10」最近では「泣くな、はらちゃん」のお母さん役で好演しています。
「はらちゃん」でも本当に優しい心広しな母で「いいなあ〜」と思った次第です。
で舞台での白石さんが観てみたい。今回ちょうど舞台に出演すると聞きチケットを取りました。
〜簡単に舞台内容〜
「あかいくらやみ」
原作「魔群の通過」山田風太郎
演出:長塚圭史
[時代は幕末。尊皇佐幕の藩論統一を巡っての内戦。攘夷を掲げる水戸藩の天狗党一派が京を目指す。その悲しい大遠征の記録。]
まず、歴史物の舞台だけに観に行っても内容わからないかも…(歴史物苦手)と思い図書館で原作を借りました。
(山田風太郎作で解釈が分かりやすくなっていた為なんとか読了。)
舞台では、原作を元に、現在(たぶん終戦後辺り)に生きる小栗君、原田さんが、過去の天狗党の霊?たちに翻弄されていく展開でした。
白石さんが意外に小さい事にびっくり。腰を曲げた老女役だったこともありますが、もっと背の高い方と思っていました。
また、舞台でもよく通る声で、笑いの間も絶妙。70代とは思えず‥。
小日向さんも、動きが軽やか‥。小栗君相手に殺陣があったりとなかなかハードです。
原作ではどうしても暗い雰囲気で展開されていく所を、舞台ではちょいちょいですが笑いあり。
途中若干睡魔と戦いつつ‥(途中長々した説明部分があったりして)
しかしながら、終盤は急展開で目が覚めました。
公演時間:2時間30分(ノンストップ)休憩ほしかったな〜。
追記‥
座っていた席が、ちょうど冷房のあたる席。ブランケットを借りたけれど寒々‥でも隣の女性は半袖。と寒暖の差(寒がりさん暑がりさん差)がある季節になってきたな〜と感じました。